3.柔軟性を向上させる
大腿のうしろ側・腰背部・ヒップなど体の後ろ側の筋肉が硬くなることで姿勢に影響し、腰痛につながることが多いので、これらの筋肉のストレッチをしましょう。息を吐きながら気持ちよく行ってください。ストレッチのポーズはそれぞれ10〜30秒くらいキープします。
●大腿後面
仰向けに寝て両ひざをたてます。腰をピッタリと床につけたまま、片方の足を持ち上げ、ゆっくり天井に向かって膝を伸ばします。気持ちよく膝が伸びるところまででいいでしょう。
●腰背部
仰向けに寝て、両ひざを抱えて胸の方に引き寄せます。おなかが大きい方は、ひざを開いてください。余裕があれば頭を持ち上げたり、おろしたりしましょう。
●ヒップ
仰向けに寝て両ひざをそろえて曲げます。片方のひざを胸の方に引き寄せ、もう片方の足はゆっくり伸ばします。
4.寝具は固めのものを用いる
固めの寝具は背骨をきれいな形で支えてくれるので、寝ているときの姿勢が良くなります。腰が落ち込むようなやわらかいマットや布団は、腰によくないので避けましょう。
5.日常動作に気をつける
ふだんの生活習慣を見直して、腰に負担になるようなことは避けましょう。荷物の上げ下ろしの際は、膝を曲げて身体の近くで持ったりする。
いすに座るときも深く腰をかけて足を組まず、背筋を伸ばします。足を組むと一時的には楽ですが、骨盤から背骨全体にゆがみを引き起こします。畳や床に座るときも、横座りやお尻をべったり床につけるすわり方は骨盤や背骨をゆがめます。正座がベストですが、長時間だとしびれるので、あぐらやあぐらで片膝を立てるといいでしょう。階段を使うときも、上りはOKですが、下りは足腰への負担が大きいのです。
その他の方法
●温めたりマッサージをする
腰痛には血行不良も関係しています。慢性的な腰痛はカイロや温湿布で温めると痛みが和らぎます。血行がよくなると筋肉がほぐれ、こりが解消。マッサージもいいですね。ご主人にしてもらうのが一番いいという話をよく耳にします。でも痛い時は、あまりマッサージしないように。
●ガードルの使用
さらしなど、伸縮性のない腹帯をあまりきっちり巻きすぎると、腰回りの血流が阻害され、腰痛を悪化させることがあります。マタニティ用のガードルやコルセットタイプのものがいいようです。
いかがでしょうか。妊娠中の腰痛が解消するにはある程度時間が必要ですし、一時的によくなってもいつぶり返すかわかりません。整形外科的な病気の場合もありますので、ひどい場合は医師に相談してください。ただ、(1)姿勢の改善、(2)運動不足・ストレス解消、(3)日常生活の改善の3つでかなりよくなる方が多いのです。腰痛で悩んでいる方は、一度マタニティビクスにも参加してみてはいかがでしょうか。
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